電池の海


山はビニールやペットボトル
海は釣り糸や電池の海

子供たちも大人もその危険も
電池が何かを知らず

夜に伊勢エビを獲る時に使う
水中ライトの電池が切れたら
海へポイ!

水銀が入ってるんだよ
?水銀?って何?

真っ黒で同化した日本の電池を見つけるのは難しいが
数分でこれだけある

島の人工500人
水は山の水
電気は最近は発電機(ガソリン)

合成洗剤の排水もそのまま山へ

妖精のいる山も
日々汚染が進む

自然とともに自給自足してきた
フィジーの人々
バナナの皮や椰子の実と変わらない捨て方に罪はない

よそから輸入された
スナック菓子、ペットボル、石鹸、洗剤、あらゆるビーニール、電池
使い方も捨て方も教えないまま輸入して売りつけた商人

100年前キリストを輸入して洗脳したマゼランやクックや宣教師
そもそも島にあった、月や岩や海を祈る自然信仰が絶滅に追い込まれた事実

昭和20〜30年代の日本と同じ

そんな日本の海岸もペットボトルや、漁網やあらゆる石油製品
に包まれている。

海は繋がり
地球は生きている

美しさと怖さを知れば

誰もが普通に正しい行いをするはずだが

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