師匠たち

古武道の師匠は今は土居清

昔は師匠と呼べるほどの弟子ではないのですが。近所の島津兼治先生

16歳の時に近所にほねつぎを開いていた先生。お父さんも講道館の柔道家で

いつも毛糸の帽子で表でニコニコしていたおじいさん

で、骨法や骨接の凄い先生だと亡くなってから知る

ある日、なんだか武道や戦いを避けてきたのですが

島津兼治先生に習いたいのですが

と言うと。夜の公園ので稽古をしていたが、なんだピンとこなかった。

しばらく日が経つと

君は僕の言う通りに1年間歩いてごらん。

ただこれだけだった

毎日気をつけて行った通りにするんだよ

1年後真面目に・気をつけて歩き

どれ

見せてごらん。

うん。よしそれでいいんだ

あれ?

これでおしまいですか?

これでいい。よし続けなさい

あとね、これを教えよう

僕がね16代目?だったか17代目がなくなる時に

教えてもらった口伝を教えてあげよう

もう時代が昔とは違うから。なくなる時ににね

武道は皆口伝でね、残していくんだ

ときいた体の使い方は今も海で生きている

生かされているのかもしれない。

数十年後、街でばったり会うと

先生は和服で

先生! お〜! 僕今泳いで写真撮ってるんです!

そうか〜!

あのね

こうだ!と道で体を回転させ泳ぐまねを1回!

こうだ!

こう!

指先からね勢いよくいきなさい!

いつもマイペースで急にスイッチ入る先生に笑ってしまう

分かりました〜

じゃ うんまたね

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