人間の持ち込む物こそ人間をダメにする

那智滝は人間の記憶では2000年前から
神代の世界とつながる、聖域と祈り守られてきた

ここをクライミングした有名なクライマー佐藤の愚行は
今の一部の日本人の心根を象徴した出来事だった

山から湧いた水は滝となり川となり
人間界を通過したおかげで、利用され破壊され意味をつけられ
海とつながる

やがて雨となり山に染み込み数百年やら数千年やら濾過されて
山から湧いてきたり
そのまままた海へ流れたり

循環を繰り返すのだから
地球の水の量は変わるやら?減るやら?増えるやら?

必ずその全てを見ているのは太陽

こうして海の中からご来光を見ると
こうなる

完全に人間は生かされている

神仏が住う前からある
この宇宙と地球と呼ぶ有機体に

宗教は所詮人間が
体感しつつ考え出したアミノ酸のような物

だから宗教はいらない
人間が編み出した手法だから
必ず何処かに、ズレと雑味がある

美しい旭
美しい滝の飛瀑に包まれ
海岸で水中で潮に包まれたら

な〜んだ〜

本当だ

と水温や水の感覚と
とびっきりの幸せを胸で知る

宗教のある前からある世界こそが
教えであろう

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