波を撮り始めてからしばらく
夢をはっきり見るようになった
昔は人の顔はみえなかったが、今でははっきりとみえる
味やにおい
その時の感情まで覚えている

ある夜
自分は赤い社にいて
目の前には緑に囲まれた巨大な瀧

そこでヒゲのはえた修験者が
おどけた天狗達が

楽しそうに両手に天狗の葉うちわを持ち
、こっちを見ながら飛び込んで行く姿をみて

あまりにリアルで楽しい感情で夜中に起きた

そして那智の滝に呼ばれているんだろうな〜と
いってみた

天狗の呪文とこの瀧で修行した文覚さんを偲んだ

文覚は京都御所の侍で,かけさ御前を殺め、後に出家し不動明王の真言と
冬のこの瀧で修行し死にかけ
不動明王の眷属こんがら童子、せいたか童子に助けられた

その浮世絵を手に入れた後だけに不思議だった

天狗様いるんでしょうが
僕のレベルでは見えませんでしたが

那智たきもと前鬼坊という天狗様がいると
伝わってます

2千年にわたりご神体として
崇め祀られてきたの133mの飛瀑

明治時代には,木の葉の衣装をまとい,この山で瀧で修行し最後はこの瀧に飛び込んだ
修行者 林じつかがさんがいます

数年前この滝をロッククライミングした
心無いクライマーはいまは冥罰でも落ちたかな

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