浜の湯


稲取の食べるお宿浜の湯さん
舟盛りに金目丸ごと煮から

屋上には水平線一望
夜空に寝そべれば
それは贅沢な露天風呂の別世界

そんな凄い宿も
実は少し昔まで山の釣宿だった

様々な物語と
先代やおじいさんの、魚料理でもてなす心の集大成がここにある

だから食べるお宿 浜の湯
伊ピ
おもえば20年以上お世話になっている

今回はフロントを挟む壁に狛犬のように2枚の海のゲート

右は,遥か沖で波に弾き飛ばされ、ウニの穴に落ち、毒バリが30本刺さった クック諸島ラロトンガ島 自然の神様ティキを祀る
左は、ハワイ島の溶岩の海 たまたま宿の近くの海 火の神ペレの島

美しいデザインのフロントにぴったりで
空間がより華やかに何とも言えない優しい奥行きが生まれた

ハワイ島もラロトンガ島も
あてのない旅でたまたま撮れ
数年後に日本の海の目の前に飾られ
海の神様がホテルの横の竜宮神社
と繋がったような感覚に

ありがとうございました。

追記
そして稲取の夜の町へのみに行くと
代々車の営業マンの小塩君が合流

2年前心臓が壊れ
普通はあの世だが
生きていた
彼の話しに聞きいった

強烈な胸の痛みに耐え
意識がありながら
救急車で運ばれ

ぐるぐるに廻りながら登る
河津ループ橋で運転手さんが

センターラインのガタガタに
前輪タイヤを乗り上げ

くるくるガタガタ救急車に

おい!痛え〜よへたくそ!と叫ぶ
必死の
罰当たりな暴言ののち

意識を1ヶ月無くしたが
神様は暴言はたなあげに
奇跡的にのこの世に復帰!

幽体離脱した?

「した」

三途の川いった?

「いった」

普通に凄い会話に社長と笑う

幽体離脱は家や知り合いの家に飛んで行くんだけど
みんな気付いてくれないんだ

見えないんだよ普通の人は

「ベットで沢山くだを
つけられ寝てる自分はみてた」

僕の叔母が若い時
新橋の愛宕で意識を無くし

気づくと一面の綺麗〜な花畑と川があり
その川をなんだか渡ろうとしたら
死んだばあさんが現れ

手をふり
来ちゃダメよーと

あの時手招きされたらいったわよ

で小塩くん

「三途の川は普通の膝位の浅い砂利の川で
花畑や美しい感じはなかったな〜」

いったのか?

「でもね
渡ろうとしたら,俺のばあちゃんが
来るな〜と言っててさ〜」

うんうん
ヤッパリ!

「それで渡らなかった」

おばあはいた?
六文銭で船出す

「いや、ばあさんはいなかった」

凄いな〜

よく生きて戻ったな〜
1ヶ月体から抜けたなんて

社長と2人で感心!

もらった命がんばれよ〜

サラリーマンなんかやめちまえ!〜

三途の川からの生還者2人

稲取のいい夜でした

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