出雲

出雲大社を下ると
海にあたる

稲佐の浜と名付けた海岸は
実は何十キロと続く砂浜
神仙界の霊を鎮める大国主が
天の神天照の強制的?な行いにより
譲ったとつたわる

全国の氷川神社は
この近くの斐伊川から
きたの熊野信仰の流れを
時代がその川筋を創っていく

御師による資金集めと布教や和歌に通じた
芸能的な一面も持つ営業活動
の尽力により、今のように情報が過剰でなく
届かない時代
足と心で伝え

口伝で日本に各地に染み渡った出雲の物語り

秋になると
江戸時代中期に人為的に造られた
神様が集まる神在祭と仏教の集合を
巧みに解け合わせた、大国主=大黒
息子 事代主=エビス様
次男 タケミナカタ=龍神

伊勢神宮の古い文書には
長野諏訪に追いやられたタケミナカタは
金星で星の神
香香背男(かがせお)と同一だという

この星の神は忍者たちも崇拝していた

同時に南から来るセグロ海蛇
が海岸に打ち上がるという
経験に基づく
海洋民族が福岡糸島付近に来たように

この地にいた出雲族のおおもとなのか?

海の信仰を山や人の暮らしに
溶け込ませた、海の狩猟や祈りをする

龍蛇信仰が盛んになる

この海はそんな、龍蛇、天照と須佐男さんを祀る
日御碕神社

冷たい海と海底に沈んだ古代の祈りば

きっと霊界とつながる
不可思議な場を古来の方は読み取れたのだろう

今の人間は遠い存在のように
聖域、神域と呼ぶ

海に御神酒を巻き
貝をふき
祝詞を捧げ

ペットボトルや漁具の破片を拾い続けた

気持ちが引き締まる
絵も言えぬ強い力に見らている海

山陰の海は誰もきにせず
どこもゴミだらけな現状

都合よく神々にお願いだけして
海を汚す人間界

如何なるものか

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