事実と嘘

事実はこうだ
先住民マオリをつい害し乗っ取り
名前をまで変えたイギリス人の島
ニュージーランドを経由し

キューイの原産は中国の揚子江だが
飛べない鳥に似ていたので
その鳥にキュ?イと名付け
果物キューイを養殖し
いつの間にかキューイはニュージーランド産
鳥もある日から君はキューイ

スズメも鳩も同じく迷惑な話であるが

はたまた山を食べ尽くす羊とて
元々いない害獣で

いつの間にかニュージーランドの名物に

事実はこうだ

そんな島に一泊し翌朝タヒチの横の
クック諸島のラロトンガ島へ

そもそグーグルアースの宇宙からの写真で
波があるかな?
の旅

誰も泳いでないポリネシアの波を泳ぎたかった

事実
この波は偶然見つけた波で島ではここにしか
波はなかった

レンタルバイクで1時間で島を一周し
波は無いか〜と最後に近くの海一望のホテルランチをとり
来た道をなんとなくユータンすると

車線が逆になったせいもあり
さっきまで気づかなかった林の奥に
3台の同じレンタルバイクが

もしや!
と思い林の遥か先に
ごま粒のようなサーファーが

嬉しかった!


遠いな〜 と笑った

毎日通うがうちに
満潮のときしか

浅すぎて危険な為
満潮の1時間しか入れない事を
波に叩かれ、流され,ウニに刺されて知る

毎日30分ずつ満潮がかわり
偶然昼間に満潮の時に来たようだ

偶然の偶然をなんと呼ぶのか?
そんな不思議でたまらず
海で独り含み笑いをする日々

独りでこんな沖で
雨が振り
心が潰れそうになった
ここまで30分泳ぎ
40分しかいられなかった

久々に
戻れない可能性の高い場だと
身も心も納得せざる得なかった

そんな嘘も手加減も待ったも無い
昔のままの地球の場だからこそ
張りつめた空気と水中の固い波
おそらく今迄で世界で知りうる
一番早くて固い波だった

人に穢されずに残る美しい聖域
ここも何か大きく
古い海の神様の住まう場のひとつ

このギリギリ感こそ
幸せで生きた心地がする訳だ

この感覚が今の
ぬくぬく生きる我々日本人には必要で

日本人なら特に必ず感じます

足下から珊瑚でつながるあの島
この水をはじめ
自然に頭がさがる憶いに

命がかかること
命の大切さとは
その内容かもしれない

たとえ死んでも
悔いの無い今を笑うように

いにしえのサラーリーマン侍ではない
侍や忍の人々の死生観と宗教観
を垣間みた

事実はやはり
なんだか
また行きたくなった

全ては客観的な事実

写真もパソコンで都合良くいじる写真は
写真ではなく,グラフィック

地球に対して
なるべく
ドキュメンタリーでなくてはいけません

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