Kinkakuji ZEN Musou Soseki
金閣寺は不動明王堂や庭園も含んだ全体の呼び名、実際には相国寺派、臨済宗の禅寺鹿苑寺。開山は夢窓疎石で、鎌倉の円覚寺にも歴住し、庭園の設計家とし鎌倉や京都の天龍寺初め多くの設計に携わった。
幼い頃北鎌倉の曾祖父の家から円覚寺の裏山でよく遊び、昨年やはり鞍馬山の帰り、あてもないまま歩き、鳴き龍の相国寺へ引かれて行ったのも、偶然とはいえご縁があるようです。相国寺には若中の絵がたくさん寄贈され、今も拝観する事ができます。
今から700年以上も前の景色を目の当たりに、夢窓疎石を始め多くの庭師達の想いが、今も生きている事は素晴らしいにつきます。
禅はお釈迦様が苦行では目的を達し得ずと感じ、菩提樹の下で座禅しインドのヨーガを行い、自己の目覚めを悟り。これいより仏教が始まったとされている。
龍安寺の帰り、行き先も見ずバスに飛び乗ると、やはり行き先を間違えまたもや金閣寺前で降りた。
そのまま道に止まっていたタクシーに乗ると、何故かインドのシバ神や黄色いとらが
ダッシュボードに鎮座し、イルカの風鈴が鳴る車内。
いいおやじさんの車だったのもありがたい。