kousyoji 臨済宗 興聖寺

3/30〜5/6春の桜の咲く時期に春の特別公開をいたします。

同時に写真展を開催します。

この襖の裏側も畳の部屋と織部三畳の茶室という異空間が

実はここにはあります。

小さなにじり口と利休のワビサビの全てを排除した漆黒の世界

窓のない茶室とは真逆に、弟子の織部さんは窓をたくさん設けた

太陽や神羅万象を取り入れ、感じてもらう茶室を作ったそうです

注 織部が作った茶紙ではありません。が

妙な独特な雰囲気があり、どこかと繋がっているような場です

そもそもが、、水脈の上に暴れ川を鎮めるために、天海、高虎達と

この場を選んだ以上、何かがあるパワースポットなのでしょう。

目の前の堀川通りで分断される前は、向かいの、菅原道真を祀る水火天神と、織部稲荷と称した神社は

同じ敷地でした。

やがて江戸時代の画家 曽我蕭白さんの菩提寺にもなり

蕭白さんもここで絵を描いたかもしれません。

実際に巨大な重要文化財の寒山十得図もあります。

またご報告いたします。