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昨日までとはうってかわり、ニュージーランド方面から風とうねりがやってきた。
水中一面に響き渡る音に圧倒され、薄氷を踏む様に少しずつ波の奥深くへ向かった。
連続して崩れた2発の大波に飲まれかける。
1本目は逃げたが、2本目で珊瑚に手をつき引き込まれないようしたが、そのまま巻かれ手をざっくり数カ所切った。
ポジションのキープが難しく。ぎりぎりで危険過ぎた。

昨日までとはうってかわり、ニュージーランド方面から風とうねりがやってきた。
村からの帰り道、教会へいくおばちゃんと、子供達に逢った。
10:30 強風の海へ。独り水中へ行くも流れがやや強い。波はあるのだが風に潰されホワイトウォーター。15分で上がるが深い位置から、水面を撮ってみた。
雨と風が強く吹き、全く写真は撮れなかった。
ついにうねりがはいってきた。
6:30。はるか沖の波音が風にのり目覚めた、自然の何かを魚の様に感じていた。
昼、大潮で海の水が川の様に島を流れ、何処かへいってしまった。
まだ暗く寒い海へ釣りに出た。海峡をトローリングするとガツン!と130cmの30kg近いWafooが釣れた。サワラの仲間。つがいで泳いでいるから又釣れるかもね、とピサは言ったが釣れなかった。こんな大海を2匹で泳いでいたのに、片割れを失い寂しくしてしまったな。とちょっと可哀想に思った。
大潮の干潮の海に、村の女性達が漁のため出てきた。
大潮で海の水が引き、浅くなった珊瑚礁に村の女性達が漁に出てきた。
海岸からすぐの空港を後に小舟は緑の島に沿って走る、途中名前のわからないいくつかの村を過ぎ、2年ぶりにもどった。
ようやく来た飛行機は、四角いベニヤばりの様な箱だった。
宿でZeroのアルミケースを開けると、ケミカルな匂いが充満した。
日本からフィジーへ行く為、ニュージーランドへ下る。
東から昇る太陽という表現はこれで間違いだと知る。