間合い

写真は全てノーファインダー
色もそのまま

真っ暗な寒い時間
に起きて海へ入るのは

絶対に体に悪い


など
文句は一切言わず

淡々と時計を見ながら
準備をする


カメラのセッティング
水が入らないようにおまじない

この数日カメラを逆さにして写す

理由は少し深めから、水面を撮る!ときめた。

波を交わして水中で宙返り
体は潜ってすぐに、浮き始めるので
フィンをキックし水深を維持するが
カメラがぶれたり、
レンズの画角(写真画面の大きさ)を合わせる
ピントも難しい

全て瞬時のことで
波は全て同じものがない為
これがいい

刹那というときな臭いが
一瞬に迷いなく切り込む

間合いの感覚

来た水の塊をよける
去りゆく波を水中で回転
左に回るか
右へ回るか
垂直に回るかはその時の判断

右手にカメラケースを握る場合は
前に潜りながら
右手を水中に差し込み左へ回転し

崩れ去ろうとする波との距離が開いた場合は
頭も逆さまに押す

距離が一瞬あれば
そのまま回転し
過ぎ去る波を押す

しかし
とにかく波は早い

1時間でものすごい数を
回転すると
正直酔う

冷たい海で低体温症なのか
ただ目が回るのか?

症状は同じ
 
冬の海はおじさんには危ない

Back to list

ページの先頭へ戻る