オーストラリア バーレーヘッズ
バリ チャンプアン渓谷
フィジー ナギギア島
パラオ

僕にとって消えることのない聖地

インターネットがない
静な隠れ家がたくさんあった

情報は自分の足と感覚

共通するのは海や渓谷と森の原風景
特にフィジーは海が怖かった、山も妖精がいると言われ
人間よりまだ強い地球があらゆる太古からの相互作用で
保たれた楽園というのは人間の都合だから
桃源郷に近い

なんだか言葉ではない
懐かしい直感的な美と
ここはいい!という
感覚

バリの90年代初めはまだまだ
田舎で、夜になると様々な寺院で伝統的舞踊が見れた
携帯のカメラやストロボを焚く人もいない厳粛な世界

地図を広げ、人に聞きながら山道を走った
渓谷の斜面の宿は本当に素晴らしかった
夜は屋台でヨーロッパ人の旅人に混じり
お互いの旅の話をした

いつの日からか
完全な独り旅が多くなり
海の波の旅は沖の波へも独り
戻らなくても誰もわからない絶海の海で
宇宙の波動の終着の波の中にいた

何が撮れてるやら
よくわからなかったが
波の中で動きを一つでも間違えたら
大怪我や死ぬことも同時に生きることが
人生なのだと知った

危険な美しさと怖さ
人間が決して長くはいられない
のが海

感じること
学ぶことがいつも絶え間なく来る
行くから来るわけで

野生の間を思い出し
衝動的な行動をとにかく刻々と変化させ続けること

旅が教えてくれるギフトが無限に待っている

パラオの話はまた
ここがなければ今の僕はない

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