決めない

海の話へ

世界中にはまだまだ美しい波がある
それは永久に知らないまま
それでいい

なんでも征服したり
欲しがってはいけない

波の表面は人間界

波の裏はもう1つの地球の世界

息ができない
飛魚が一瞬水面を飛ぶ
ボラがジャンプする程度の時間
波の裏にいられる

度胸が自分に試される
海は独り

何気なく修行ですと言っていた2003年ごろ

歳を重ね
上手に力まず波の裏側で笑えるようになったが
体力は激減したのだろう

プールで毎日3〜4キロ泳いだ高校時代
お前に夏休み5コース貸すから
やる気があれば来い

と言ったS先生は泳ぎの恩人

特殊な泳ぎ方基本を
手だけ
足だけで延々泳いだ

海はいつも怖い

という感情はどこから来るのか?
すでにあるのか?

科学ではセルトニンの意地悪というが
それでだけではない

体内の
いや胸のあたりに(多分心臓)に
いつだって集まる
あの感覚を思い出すと

やはり自分の中にある

怖いという思いは自分が捏造する弱さ

怖いと思うと
体が素直に固まったり
動きが悪くなるの2時的なパニック

海で腰ぬけは
 
腰の軸がぶれ
指先や体が流れて動けなくなる

偉そうなこと書いても
今だに怖い

怖いおもいを人の何十倍もしても
まだ足りない

その分人間界で何が起ころうと
怖くない

あの絶海の海に独りに
比べたらなんでもない

死ぬわけじゃないし

経験
体験を自分でする

頭で考え
決めつけない
1つの正解も答えなんかどこにもない

ガイドが最初は必要だが

あとは自分の動きや心の動揺を正直に観る

以上

自分を欺瞞しないように生きること

やるしかない状況へ
自分で自分を押すこと

大自然で体験を心中、体中に染めていくだけ

胸から入る

写真はその証明に過ぎない

世界一早い波の裏側で
死と生の線を大笑いした

飯食って充実してぐっすり寝る

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