コロナとは無縁な水の中
と水中の生き物たちに感謝

魚の気持ちがわかるから
最近、生きた魚をしめる
ごめんんさいが深く残る

そんなことより
魚と虫を生け捕ることに命を燃やした子供の頃

学校の夏休みの研究?が
ずっと昆虫の標本だった。

今では禁止?なのか
街の駄菓子屋で200円位で可愛い虫の絵の描いた箱を開けると
飲んではいけません!舐めてはいけません
というピンクの液が入った
シャボン玉の液体のような容器の謎の薬品と注射器セット

捕まえた虫に
躊躇なくぶすり

そんな残酷な少年は海へ
ゴミ拾いと祝詞をよむまで改心したわけです。

自分の目的(食べるわけでないのに)
昆虫の小さな命を奪う自分に
なんとも思わないのは
海を埋め立てる大人と同じ感覚だと知る

いけませんでした。

魚の撮影も数年しましたが
どうもあの宇宙服のような不自由さと
海に失礼だと
魚に眩しいストロボはクソだな俺

パパラッチだな!
恥ずかしくなり中止!

2000年で酸素ボンベは捨てて
裸で波へ向かいました。
命がかかることをしないと
本物の写真は写せないと信じ

0から海に懺悔し
裸で行きますから海の真髄を教えてくださいと
誓ったパラオの海軍墓地の横の
子供の頃のホームステー先の親父のお墓

大波が迫るとあまりの怖さに独り沖で
ごめんなさい!と叫ぶこと数回
そんな時は必ず軸がぶれて波にまかれます

やがて
ごめんじゃないだろ!

気合もろとも波へ突っ込むようになりました。

悪いことすると
帰ってきますね
とよくいうのは本当です。

記憶がある人生1度
どんなことにも
体当たり、受け流し

選んだ選択と
天命にわずかな、小さな俺様の想いに託し頭で考えず
やるしかない!

そして最新作
日本の真冬のご来光

もはや波でない

波という決められた形も言葉も
いらない

カメラの窓を見ないでパチリ!

写真家ではないと思う

山伏に山伏にならんか〜
と言われたが

俺は海で独りがいいですから

海に伏せる
海に即す

海伏と自らを命名

カメラ天国日本といった
戦場に散った
ちょっと策士キャパの言うとおり

1枚の写真はいいものです

なぜこの世の瞬間がとまり
焼けるのか?
いまだにわかりません

謎だらけの写真

一ノ瀬瀬泰造さんのように
写真の魔力と命のやり取りに
光を見つけてしまった理由が少しは
わかるような気がします

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