フィジー

この島は日本からだと2日かかる
南半球の下フィジーのさらに南の小島
フィジーで一泊
翌朝田舎の海辺まで
トンボのような飛行機で1時間
さらに小舟で1時間

500人の村人と
間違いなく穢してはいけない空気の漂う
神社の向こう側のような海がある

山には妖精が住むと語られ
人々は自給自足でくらし
その凄みを増す

日本人が学ばなくてはいけない
時間がここだけにある

とはいえ
月や海や山を崇めて来た地球にそった宗教観から
約100年前の宣教師により輸入され
流布されたキリスト教によりその時間は破壊されたが
こうして日曜になると,家からわずか数十?メートルの教会に
とびきりのおしゃれで行く、漁師のおかあに
ミキーも行こう、服貸してあげるから

家で飯食ってけ〜と誘ってくれる家族達

それが自然崇拝を排他し
おひげが一番!で絶対無二!の大先生!と言っても
あんまりそのあたりは流石フィジーで伝わりきれてない
彼らそのものは純粋行為なんだな〜と知る

そんな島の対岸にあった僅か8つのサーファーの宿がしまり
はや5年

そこに行くには船しか無く
携帯も無いかれら

そんな村人が数週間に一度船と数年前に共同購入した発電機のガソリンを買いにくる
だから家には,昼間の数時間しか冷えない冷蔵庫も最近ある

だからこの島へは
1時間はなれたその田舎の海岸で待つしかない

つけば
もちろんテント生活だ

ま〜今年はやはり行きたいな

向こうからは逢いに来れないから

正直、紙一重でいつでも死ぬなと感じる海と
はやく岸に戻りたいと思うような波があったからこそ

今のとにかく藁をもつかまりたい,ひもでも良いからお願いします!という意味で
祝詞をはじめ様々なお祈りや真言を唱えるスタイルを作り上げた訳で

カリフォルニアの海ではこうならなかったろう

人生を上下、左右する場に立ち会って
人生が枝葉のように開けて行く

行くしかないな

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